花粉症は通院すべきか?

さて、花粉症の場合、市販薬でOKなのでしょうか?それとも通院すべきなのでしょうか?最近は花粉症に効果のある処方薬が市販薬としていろいろ登場しています。それは医師の処方薬として使用されて、以後、安全性と効果が認められた薬は、どんどん市販薬となるからです。
医療薬から市販薬にスイッチされ、街の薬局のカウンター越しに販売されるこうしたな薬を「スイッチOTC・Over The Counter」薬と呼んでいます。最近になって登場したOTC医療薬としては、アレグラ(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)、アレジオン(エピナスチン塩酸塩)、アレギサール(ペミロラストカリウム)、ザジテン(ケトチフェンフマル酸塩)、アゼプチン(アゼラスチン塩酸塩)があります。
これらの効き目は確かなのですが、補いきれない症状の場合もあるので、その時はオーダーメイドの処方薬が必要になります。忙しい会社員なら、まずは市販薬で様子をみてもいいでしょう。もちろん、花粉症の症状はいろいろなので、症状が抑えられないなら、早めに医師お診察を受けて、処方された薬で対応するようにしましょう。
特に通院が勧められるのは、初めて花粉症にかかった人です。それはそもそも本当に花粉症なのかどうか、そして何に反応しているのかを調べてもらわなければならないからです。
また、1週間程度、市販薬を服用して効果がない人も同様です。それはその薬が合わないということだからで、自分に合う薬を処方してもらいましょう。そして薬の費用の件です。これは次でお話します。