花粉症の薬、市販と通院のどちらが経済的か



花粉症の治療法

 

 

残念ながら花粉症になってしまったら、適切な対策と治療をしなければなりません。まずは「薬」をどうするかです。一般的なのはアレグラ錠です。これは抗アレルギー薬として、サノフィ・アペンティス社(米国)が開発したものです。一般名は「塩酸フェキソフェナジン」で、アレルギー性鼻炎など、アレルギー症状を緩和させるもので花粉症の時期に多く処方されています。

 

アレジオン錠も使われます。これには2種類の規格があり、花粉症などのアレルギー性鼻炎に加えて、ジンマシンや湿疹などの痒みにも効き目があります。ポイントは、こうした薬が日常生活にどんな影響を与えるかです。

 

花粉症の治療に使用されるのは基本的に抗ヒスタミン薬で、眠気などの副作用を生じやすくなっています。こうした経口薬は、風邪薬と共通で抗ヒスタミン薬と血管収縮薬を含んでいる場合があり、併用すると血中濃度が上昇して副作用となる可能性が高まります。

 

いずれにしても、日常の生活を改善するためにも、対策をすることが大切です。まずは医師と相談することになりますが、お医者さん任せだけではいけません。自分が理解し納得して治療を実施することも大切です。

 

薬以外に自分でできる対策もあります。花粉症シーズンは、ちょっと外出するだけで髪、顔など露出した部分に花粉が付着します。花粉症軽減にはこの花粉の除去が大切です。外出後はすぐに着替え、お風呂に入りましょう。とにかくしっかり洗い流すことがポイントです。

 

こうした点も踏まえながら、いよいよ薬の力も借りる、と考えてください。何しろこの薬の費用は結構かかるものなのです。